アーユルヴェーダの体質の扱い方
アーユルヴェーダでは、
宇宙とわたしたちは同じエネルギーで作られ、配合バランスが異なるという考え。
人は受精した瞬間にその配合バランスが決定され、産まれてくる。育った環境や食生活など五感で感じたり口から入るもので、本来完璧であったバランスが崩れたり乱れたりして、不調や病気、心の病気になったりする。
だから、アーユルヴェーダは病気になったらそこだけを治療するというより、日々の生活をどう改善していくか、自分をどう取り扱っていくかが重要になる。
体質を知っていることは対処の方向性が決まり行いやすいけど、思い込みや季節によっていい事は悪いことに変わることもある。
自分の反応をしっかり観察し、変えていかねばならない。いいことをしていると思っていても、最近不調が続くということも。
まさに、私が最近それ。笑
ヴァータ ・カパ体質の私。
相反する性質で扱いも一番難しいとか。笑
東京にいて、働くことはヴァータ が乱れやすい。そして、自分もすこし前まで不安症になりやすくヴァータ が乱れやすい。
重性のものをとり、オイルマッサージ をしてヴァータ を鎮静させて、、と思うと、体が重くなったたり。産後は特に体が重い、あれ?グランディング?と勘違いしていたが、カパの過剰と指摘され気づく。いや、分かってはいたけど、認めてなかった。笑
2つとも冷性の性質であるから、反対の性質を与えることでバランスを取るという考えに基づき、冷やさないように体を温める、温かい食べ物やお白湯を飲むことは必須。
私にとっての問題がヴァータの軽性とカパの重性。ヴァータ の季節であるし、ヴァータ が乱れやすい私は、鎮静させようとオイルマッサージや甘みのある食べ物や炭水化物を取る。
それが過剰になると今度はカパが増えて過剰になる。そして、冬から春になるとき、それが鼻水や花粉症として現れる…。
カパを調整しようと、動きのあるヨガや軽いものを食べたり朝食を抜いたりすると今度はヴァータが乱れやすくなり落ち着かない。
だから、結局は季節、自然界の太陽の動きに合わせ、私たちも同調して変化して変えていかなきゃいけないということ。自分の反応を見て、ルーティンになりがちな生活を工夫して小さな変化でいいから変えていくべきであるということ。
アーユルヴェーダの素晴らしい智慧はいつもそこにある。変わらないもの。
外の世界、情報に意識が引っ張られてしまい翻弄されやすい、というより弄ばれてる、ビジネスのコマになってるけど、信頼できるものと内省していけばさらなる心の静けさと健康は手にはいるのだと。
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