ヨガジプシーだった正社員時代
【正社員時代のヨガジプシー】
大手ヨガスタジオを退職してから、ヨガのグループレッスンをほぼしていなかった。
もうやることはないと思っていたこともあった。
正社員時代、私はジプシーだったと今振り返ると思う。
毎週来てくださるクライアントさんに新しい気づきを何か与えなきゃという気持ちでレッスンやWS を受けてた。
また来てくれる人を増やさなきゃなど、純粋な気持ちでいれてなかったなぁ。
そして、自分の言葉ではなく、人の言葉を借りて言葉を発していたと思う。完璧な答えを求めていたのだ。
週に10本、プライベートレッスンを数本。
これを毎週繰り返し、月末になるとリセットされ、翌月また目標に向かって繰り返す。
いま思うとこのレッスンにヨガを伝えるということに集中していたらよかったのに、当時は会社の方針や成績などによりブレブレだった。笑
【インストラクションの声が別人】
レッスン中、自分の言葉が薄っぺらくて軽くて嫌で嫌でしょうがない時期もあった。
心の奥で伝えたいことと、
口から出てくる言葉が別人くらい違うのだ。
自分が伝えたいことが、会社の方針などに書き換えられ何が伝えたいのか分からない状態のまま、アライメントだけを伝えるレッスンであったぁ。
【コロナの恩恵】
不謹慎かもしれないが、私はコロナの自粛により自宅で過ごすことで心の奥の声、魂の声が聴けるようになってきた。
ようやく人生の使命が降りてきて、
自分のやるべきことが明確になり、オンラインレッスンを小さい一歩として始めた。
ここにきてくれてる方はOL時代の先輩や同僚、ヨガイントラ正社員時代のクライアントさんなど大切な方たちである。
だからこそ、私がもがいてきたことだったり、光が見える方向へと少しでも一緒に歩みたいという気持ちでアーサナというよりヨガ全体を伝えていきたいと心から思える。
そして、このグループレッスンでようやく心と声が一致してきた。
結局は、先生は自分であるということ。
他社である先生は導く人であり、
依存することやその言葉をまんま使うのは落とし込めてないから伝わらないし、心と声や言葉のズレが生まれる。
それは、自分に嘘をつく行為でもあるのだ。
身体感覚や哲学、感覚など人のことばや正解はあっても、自分が体感し、心から出る自分の言葉が学びであり、さらに自らの魂を成長させてくれる。
それに自分に許可をださなきゃはじまらん。
人には許しを出せるのに、自分にゴーサインを出
せない人は多いと思う。
ここの鍵は大きなポイントである。
【そして、今】
レッスン後の幸福感、充実感はハンパない。
今は、自分の練習で確信を持てた感覚、思いがあってそれを伝えられる、テクニックではなく(恐らく)ピュアである思いがある。
それはそれはとてもシンプルだ。
いつも来てくださってる方に、このような機会を与えてくださり、感謝感謝。
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